太陽礼拝って聞いた事ありますか?ヨガのレッスンを受けたことがある方ならほぼ必ずと言っていいほどやったことがあるでしょう。
太陽礼拝はヨガの基本的なポーズを7つ、移行も含めると8つを組み合わせてあり、1呼吸1動作を基本としています。また、AとBの二種類があり、Bの方が長くより強度は高くなっています。
毎日行うことで集中力アップや体全体の引き締め効果があり、自分の体の変化にも気づくことができます。
また、ヨガのレッスンには必ずと言っていいほど出てくるため、覚えておくとレッスンに参加した時にスムーズに楽しむことが出来るでしょう^^*
今回は太陽礼拝のポイントについてもご紹介します。ぜひ1日1回のルーティーンにしてみましょう(*^^*)
太陽礼拝ってどんな効果があるの?
太陽礼拝はサンスクリット語でスーリヤナマスカーラ、英語ではサンサルテーションと呼ばれています。
1呼吸1動作を基本とし、フローに動作を繋げて動いていきます。体全体を曲げたり伸ばしたりを繰り返し全身運動を行ない、期待できます。
また、単調な動きを繰り返すことで集中アップや心身の安定にも繋がり、精神的にも良い影響を与えるとされています。
1呼吸1動作のため有酸素運動の効果もあり、レッスンの際には熱を生むために取り入れられることも多いです。
そのため、時間が無い時などは太陽礼拝を行うだけでも全身運動、有酸素運動になるため食べすぎた時やリフレッシュしたい時などにもおすすめです(*´˘`*)♡
太陽礼拝のやり方って?
太陽礼拝は7つのアーサナ、移行のアーサナも入れると8つを組み合わせており、それを流れるように呼吸と合わせて行います。
そのため、初めてやる時はテンポについていけなかったり、難しく感じるかもしれません。最初はゆっくり2呼吸1動作ぐらいの速さでいいので、アーサナの流れと呼吸のタイミングを覚えましょう。
太陽礼拝の流れは次の通りです。
- タダーサナ 吐
- ウルドヴァハスターサナ 吸
- ウッタナーサナ 吐
- アルダウッタナーサナ 吸
- ランジ(移行のアーサナ) 吐
- プランク ↓
- チャトランガダンダーサナ ↓
- アップドッグ 吸
- ダウンドッグ 吐 3~5呼吸
- ランジ(移行のアーサナ) 吐
- アルダウッタナーサナ 吸
- ウッタナーサナ 吐
- ウルドヴァハスターサナ 吸
- タダーサナ 吐
こちらは太陽礼拝Aといい、初心者向けの一番基本となります。横に書いてある呼吸に合わせて吸ったり吐いたりしましょう。
アーサナは上の写真のような流れで、写真の3と4の間にアルダウッタナーサナが入ります。ここで初心者の方がつまづきやすいのがプランクからアップドッグの流れです。
ここはランジからチャトランガダンダーサナまで一息で吐きながら動きます。中でもチャトランガダンダーサナはコツを掴むまでが難しく、初めはお腹が床に先に着いてしまうでしょう。
慣れるまではプランクに入ったら膝を先に着けて、上体を前にスライドし胸とお腹を同時につけます。
アップドッグも始めは難しいので、肘を完全に伸ばさずに胸だけを床から離すベイビーコブラから挑戦しましょう。
この方法は軽減方法として、一日の初めにやる太陽礼拝や初心者の方向けにおすすめです。慣れてきたら膝はつけないようにしてチャトランガダンダーサナからアップドッグに移ってみましょう。
チャトランガダンダーサナの練習方法はこちら!
また、太陽礼拝Bはウトゥカターサナから始まります。2番がウトゥカターサナに変わるという感じです。
そして9番のダウンドッグに入ったあとヴィラバドラーサナⅠが入ります。その後プランクに戻り、6番~9番を繰り返して反対のヴィラバドラーサナⅠを行います。
その後も6番から終わりへと向かい、13番はウトゥカターサナで起き上がってくるという流れです。
トータルで見ると6番~9番を3回行い、ウトゥカターサナやヴィラバドラーサナⅠなど強度の高いポーズも入るため、パワーヨガなどの強度が高いクラスでよくでてきます。
慣れてきたら挑戦してみるといいでしょう。
太陽礼拝を行うコツは?
あくまでもフローに1呼吸1動作で動いていくため、あまり細かくアーサナのアライメント(ポーズのフォーム)を気にする必要はありません。
前屈やダウンドッグは膝を曲げて背筋を伸ばすなど基本的なことが注意できていれば大丈夫です。
太陽礼拝BででてくるヴィラバドラーサナⅠも、骨盤を無理に正面に向けようとしなくて大丈夫です。呼吸をとめずにフローに動くことを意識しましょう。
おわりに
いかがでしょうか?毎日やっていれば難しい動きでは無いのですぐに覚えることが出来るでしょう(*´˘`*)♡2回3回と行うだけで少し汗ばんでくるぐらい良い全身運動になります。
1日1回行うと自身の体の変化にも気づきやすくなります。いつもより体が軽いとか、チャトランガダンダーサナが出来るようになってきたりなど。1日1回でも自分の体の変化に目を向ける時間を作ることでリフレッシュにもなりますし、集中力も増すのでぜひお試しください^^*
コメント