WHOも注目のアーユルヴェーダって?第5弾!〜アーユルヴェーダの健康すぎる生活習慣~

アーユルヴェーダ

ヨガをしている人やアーユルヴェーダをしている人ってとっても健康な生活を送っているイメージがありますよね。

朝は早く起きて、食べるものも野菜中心、毎日ヨガといったイメージを持つ方は多いのではないでしょうか。今日は実際アーユルヴェーダの勧める生活習慣はどのようなものなのかについてご紹介していきます。

起きる時間も寝る時間も、おそらく今の私たちとは全く異なると思うので、無理に真似しようと思わなくて大丈夫です。

しかし、人間は体内時計をもっており、そのリズムが夜更かしやストレスによって崩れると不眠やうつ、高血圧などの生活習慣病を引き起こす恐れもあります。

夜中に食事は取らない、一日6時間は睡眠をとるなど最低限の生活習慣は守るようにしましょう。

それではさっそく見ていきます。

目次

アーユルヴェーダの生活習慣は?

アーユルヴェーダでの基本的な生活習慣は 次のような感じです。

  • 決まった時間に食事を取り、消化力を良好に保つ
  • ヨガや散歩など、運動をして体の機能をよく保つ
  • 最初のゲップが出たら食事を辞める
  • 食事は手のひらに乗る量
  • 自分や全ての生き物に対してポジティブな気持ちを持つ
  • 呼吸に意識を向ける
  • 排泄は我慢しない
  • 南極近くに住んでいなければ夜10時までに寝て、日の出前に起きる

今日からでも直ぐに実践出来そうなものもありますが、なかなか難しいものも何個かありますね‪( ;ᯅ; )‬

起きる時間や寝る時間は一日の時間のドーシャによって決められています。アーユルヴェーダでは24時間をドーシャによって分けており、時間ごとのドーシャの性質にあうように睡眠や食事の時間を調整しています。

アーユルヴェーダの一日って?

24時間をドーシャで分けるとこんな感じになります。

  1. ヴァータの時間:2am〜6am,2pm~6pm
  2. ピッタの時間 :10am~2pm,10pm~2am
  3. カパの時間 :6am~10am,6pm~10pm

これを踏まえた上で、一日のタイムスケジュールを見てきましょう。

アーユルヴェーダのタイムスケジュール♬︎♡
  • 2am~6amのヴァータの時間に起床。太陽の光を浴びて目を覚ます
  • トイレで老廃物を出す
  • 6am〜10amのカパの時間に鼻にオイルを入れる
  • オイルマッサージをする
  • 歯を磨く
  • ヨガや瞑想、勉強をする
  • 10am〜2pmのピッタの時間に季節にあった食事を十分にとる
  • 昼食後は少し休憩
  • 仕事や勉強をする
  • 夕食前にヨガや瞑想をする
  • 2pm~6pmのヴァータの時間。寝る3〜4時間前には軽く夕食を食べる。
  • 食後10〜15分の軽い散歩をする
  • 6pm〜10pmのカパの時間に寝る
  • 寝るまでに入浴などを済まし、リラックスしておく

ヴァータの時間は変化や動きがある時間のため、自然な目覚めで起きることができます。

太陽の光を浴びることで体を起こし、排泄を済ますことで前日に消化しきれなかった未消化物を出すことができます。

アーユルヴェーダでは未消化物のことをアーマと呼び、消化力の火をアグニと呼びます。アグニは主に夏に弱まり冬に強くなります。

夏バテが起こるのはアグニが弱まることで消化力も弱くなり、食欲減退の原因となるためです。冬にはアグニも強いため、グラタンやシチューなど少しこってりしたものが食べたくなります。

また、前日の夜食べすぎると消化が追いつかず、未消化物(アーマ)として体の中に残ります。アグニが強ければ翌日の朝排便としてアーマを排出することができます。

起床後は歯磨きや舌磨きで口腔ケアをする事がオススメです。寝起きの舌には舌ゴケが付いています。これは前日の未消化物が舌ゴケとして出てきているためです。

この舌ゴケは朝10時までに取らないと体内に戻ってしまうため、起床後カパの時間の内に取り除くといいでしょう。

スプーンなどでも取れますが、オススメはタンスクレイパーという舌磨き専用のものがあります。下の後ろから前に向かって7回磨くと取り除けます。

また、口の中全体を浄化するのにオイルうがいをするのもおすすめです。

オイルうがいのやり方はこちら!

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また、寝起きはカパが強いため起きるのが辛い時が多いです。少し熱めの白湯を半カップ飲むことで過剰なカパを取り除き、ヴァータを活発にしてくれます。

ピッタの時間は消化力が最も高いため、しっかりめに食事をとってOKです。消化力の火、アグニが高いうちに重めの食事は終わらせましょう。

カパが高い時間は体も重くなりリラックスする時間です。この時間のうちに睡眠をとるようにしましょう。理想は夕食を食べたあと眠くなる時間があります。あのまま朝まで寝てしまうのが理想の生活と言われています。

体質ごとの朝昼晩の食事は?

アーユルヴェーダでも朝昼晩の3食食べることが推奨されています。ただ、体質ごとに食べると良いものも異なるため、自分の体質をチェックして合う食事を見つけましょう(*´˘`*)

体質チェックはこちら!

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ヴァータの食事

朝食:暖かくて滋養があるものがよい。冷たくて乾燥したシリアルと牛乳などは避ける

昼食:油分と水分を含んだ食事をとる。お米などの穀物もおすすめ。甘みもとるとバランスがとれる。

ピッタの食事

朝食:消化力が高いためしっかり食べてOK!牛乳やギーなど体を冷やすものをとるといい。甘みや苦味、渋みも一緒にとる。フルーツもおすすめ。

昼食:しっかり目に食べても良いが、体の熱が上がりやすいため辛みや揚げ物などは取りすぎないようにする。

カパの食事

朝食:お腹が空いてなければ食べなくてOK温かくて消化にいいおかゆやカパを下げる蜂蜜もおすすめ。

昼食:温野菜など、温かくて野菜中心のもの。苦味や渋みのあるものを取り入れる。そばやうどんなどに野菜を入れて食べるのもおすすめ。

また、長時間空腹でいると食事の時に血糖値が上がりやすく、あまりおすすめ出来ません。小腹がすいてきたら夏はフルーツやフルーツジュース、冬はデーツやホットミルクなどでおやつを摂るといいでしょう。

夕食に関しては消化の重いものはさけ、温かくて日の通ったスープなどがおすすめ。野菜スープなどがいいでしょう。

おわりに

アーユルヴェーダの一日の生活は日の出前に起きて10時前に寝るとっても早寝早起きな生活ですね(*´˘`*)♡現在の私たちはそれをするのは難しいと思うので、なるべくピッタの時間に食事をとることなどはできるでしょう。

体内リズムにあわせて生活できると体の調子も整います。

全て完璧にでなくていいので、できるところから始めてみましょう(*´˘`*)♡

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