食欲の秋に食べすぎちゃう人必見!冬に向けて消化力を上げよう|WHOも注目のアーユルヴェーダって?第6弾!

アーユルヴェーダ

最近夜はかなり涼しくなりましたね^^*夏の間夏バテで落ちていた食欲もそろそろ復活して来る頃ではないでしょうか?

食欲の秋とも呼ばれているほど、秋は美味しいものが沢山出てきますよね。特に私は栗やお芋、かぼちゃのスイーツがとっても楽しみです(*´˘`*)♡

アーユルヴェーダでは寒くなるにつれて徐々に消化力は上がり、冬の間は少しこってりしたものを食べてもいいとされています。それに伴い、冬に美味しいものを沢山食べる準備として消化力を上げておくといいでしょう。

今回はアーユルヴェーダで考える食べ物の消化の過程や消化力を上げる方法をご紹介します。

明日からでも試すことが出来る方法もあるので、是非お試し下さい(*^^*)

アーユルヴェーダ式!消化の火アグニって?

西洋医学では食べ物は口から入り、肛門までの消化器官を通りながら徐々に吸収され、最後にいらなくなったものが便や尿として排出されるという考え方です。

私達も学校で習ってきましたよね🤔

アーユルヴェーダでは少し違った考え方をします。体の色々な組織にアグニという消化の火があると考えており、このアグニは食べ物の消化吸収だけでなく、感覚や感情、精神の受入、排出までも行っているとされています。

つまり、私たちの体全体の活力になる炎です。

このアグニが元気に燃えることで私たちの心と体の健康は保たれています🔥

アグニは夏に弱り、冬にまた強くなる性質があるため、冬の方がこってりした食べ物も消化しやすいのです。

また、スパイスや普段の食事法でもアグニを育てることは出来ます。この後紹介するので合わせて見てみて下さい(*^^*)

アグニが強いと何がいいの?

ドーシャのバランスが揃い、アグニが正しく働き食べ物からの消化吸収や身体の構成が正しく行われることでオージャスが生まれます。

オージャスとは生命力や活力素であり、生命のエッセンスとも呼ばれています。このオージャスがある時は幸福感や免疫に溢れており、体の色つやや目の輝きまでも増すとされています。

私たちはこのオージャスを食べ物を消化吸収することによって得ることで健康になることが出来ますが、消化吸収が上手くいかなかった場合、アーマが生まれます。

アーマとは未消化物のことで、食べすぎやアグニが弱るなどの影響よって消化しきれなかったものがアーマとして体内に残ってしまいます。

アーマがあることで病気になったり様々な問題を引き起こすため、アーマを残さないためにもアグニを育て、オージャスをたくさん作ることが大切です^^*

アーマが体内に残っているときのチェックリストを作ってみたので、当てはまるのもがないかチェックしてみましょう(*´˘`*)♡

  • 便が黒くベタベタしている
  • 便秘
  • 舌ゴケがつく(特に寝起き)
  • 体臭がきつい
  • 食欲が無くなる
  • 体が重い、つかれやすい
  • 寝起きが悪い

この中に当てはまるものが多いほどアーマが体内に残っているということです。特に舌ゴケは前日食べすぎたりすると、次の日の朝たくさん出てきます。

この舌ゴケは朝10時までに取り除かないとまた体内に戻ってしまうので、タンスクレーパーなどでしっかり取り除きましょう(*´˘`*)♡

アグニを育てる方法は?

オージャスを作るためにもアーマを無くすためにも、まずはアグニの火を育てて消化力を上げることが大切です。ここではアグニを育てる食べ方をご紹介します(*´˘`*)♡

  1. 前の食事の消化が終わってからたべる
  2. 腹八分を意識する
  3. 満足感を得られる食事にする

まず1番についてですが、前の食事の消化の途中で食べてしまうと新しく体内に入ってきた食べ物のためにまた初めから消火活動が行われます。

そのため消化時間が長くなり、消化器官が弱るだけでなくアグニも疲れてしまいます。夕飯を食べたばかりなのにお腹が空くときは偽物の食欲の場合が多いです。

見極め方としては水をコップ一杯飲んでみて満たされれば偽物の、それでもお腹が空いていれば消化が終わり本物の食欲ということです。

ダイエット中など夜中にお腹が空いた時にも効果的な見分け方なので、是非お試し下さい^^*

2番についてですが、アーユルヴェーダでは固形2/4、液体1/4、空間1/4のバランスで胃の中を埋めるといいとされています。洗濯機を思い浮かべればわかりやすいのですが、パンパンに詰められた状態では上手く回りません。

少しのスペースと液体があることで固形物を効率よく消化し、アグニの火を育てることができます。お腹いっぱい食べるのではなく、あともう一杯おかわりしたいぐらいの感覚で止めておくのがちょうどいい量です。

実際にお腹いっぱい食べた猿と腹八分目で抑えた猿の実験ではお腹いっぱい食べた猿は老けるのが早く、最後はボロボロになってしまったそうです😰老化防止にも腹八分で抑えたいですね(*´˘`*)♡

3番の満足感を得られる食事についてですが、これはお腹いっぱい食べることとは違います。私たちが感じることが出来る6種の味覚全てを一度に味わうことで満足感を得ることができます。

味覚とは塩味、甘味、旨味、苦味、渋味、酸味の6種ありますが、これを全て味わえるように品数を増やすことで沢山食べなくても満足感は十分得られます。

少し大変ですが、6種全てでなくてもいいので、4種類の味覚をそろえるなどなるべく1種類にならないようにすると食べ過ぎを防ぎアグニ育てられるでしょう(*^^*)

おわりに

いかがでしょうか?明日からでも直ぐに試せる方法ばかりですよね(*´˘`*)♡アグニを育ててこの秋冬もたくさん美味しいものを食べたいですよね。

食べ方を少し気をつけるだけで体は軽くなりますし、アーマも減るので日々の生活から意識してみましょう(*^^*)

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