ドーシャ診断で自分の体質を調べてみよう|WHOも予防医学として推奨のアーユルヴェーダって?第2弾!

アーユルヴェーダ

こんにちは!ヨガインストラクターのreeです。前回はアーユルヴェーダのギーについてお話しました。今回はアーユルヴェーダのドーシャを元にした体質検査についてお話していきます。チェックシートも作ってみたので、自分がどんなドーシャなのかを見てみましょう。

もしかしたら自分でも気が付かなかった体質を見つけられるかもしれません。他にも体質にあった不調、治し方などもお伝えしていきます。自分の体質を知ると、今までの不調の原因がわかることがあるので普段の生活でも試してみてください^^*

アーユルヴェーダの体質って?

まずはアーユルヴェーダのドーシャの種類からお話しします。

アーユルヴェーダではヴァータ、ピッタ、カパの三種類のドーシャがあります。ドーシャは生命エネルギー、ヴァータは風属性で全てを動かすエネルギーです。ピッタは火属性で変換のエネルギー。カパは水属性で安定をもたらすエネルギーです。

この3つのドーシャの特徴と照らし合わせ自分はどのドーシャかを見ていきます。下にあるチェックシートで、自分は何体質なのかを見ていきましょう。

ヴァータ

  • 背がすごく高い、または低い
  • 華奢で軽い
  • 髪は細く乾燥している、切れ毛
  • 唇が乾燥しやすく、薄くて小さい
  • 皮膚は乾いていて冷たい
  • 目は小さく細い
  • お喋りが好きで早口
  • じっとしていられない行動派が多い
  • 短く浅い睡眠、あまり寝れない

ピッタ

  • 身長は平均程度
  • 中肉中背
  • 髪は細く猫っ毛、ツヤがあるが薄い
  • 唇はプルプル。赤みが特徴
  • 皮膚は小麦肌、赤みやほくろも。
  • 目は鋭く充血している。
  • 必要な時に必要なことだけしゃべる
  • 正確で効率を重視して行動
  • 音がすると起きるがすぐ寝る

カパ

  • 大きくがっしりとしている
  • 重くて太りやすい
  • 髪は黒くて太いストレート、天パ
  • 唇は大きくて厚みがある。
  • 皮膚は白くて冷たい。厚みがある。
  • 目は大きく潤っている
  • 自分からは話さない。
  • 行動はゆっくりだが最後までやり通す。
  • 少しの音では起きない。

この特徴に何個ずつ当てはまるか数えてみて、1番数が多いものが自分のドーシャです。一つだけ飛び抜けて多い、2つが同じくらいで一つだけ低い、3つが同じぐらいなど結果は人によって様々です。

ここからはドーシャ別の特徴、不調、その改善策をお話していきます。

ドーシャにあわせて体調管理をしよう

3つのドーシャは全く違う性質を持っており、その性質は同じ性質を与えると増え、反対の性質を与えると減ります。

そのため、基本的には1つのドーシャ数値が高くなりすぎた時に不調は現れやすくなります。また、ドーシャによって不調の原因も違えば現れる不調も変わってくるので、自分のドーシャにあった方法で改善していきましょう。

ヴァータ

ヴァータは全てを動かすエネルギーのため、ヴァータ体質の人は行動派、細くて軽いなどの特徴があります。

ヴァータの人達が不調に陥る原因として、不規則な生活や運動のしすぎ、休みなく動き回る、睡眠不足や長時間風にあたる、生活の大きな変化などです。

これらの原因はヴァータと同じ要素が強く、ヴァータの数値が極端にあがりすぎてしまいます。

現れる症状としては、不眠症や関節の痛み、肩こりや腰痛、乾燥肌や冷え性など、痛みや乾燥の症状が多く出てきます。

解決策として、温めたオイルでのマッサージや、休息をとる、暖かいものをたべるなどです。

ヴァータは冷たくて軽い性質があるため、温めたオイルは重くて暖かく、ヴァータとは反対の性質です。そのためヴァータの数値を減らすことができます。

ピッタ

ピッタは変換のエネルギーで、熱性があるためピッタ体質の人はイライラしやすかったり、体温が高いなどの特徴があります。

ピッタの人が不調に陥る原因として、がんばりすぎる、アルコールをたくさんとる、直射日光にさらされる、辛いものを食べるなどです。

これらの行動もピッタの性質と同じで、熱性を持っているためピッタドーシャを乱してしまいます。

現れる症状としては、イライラする、体臭や口臭が強くなる、目が充血し歯茎や痔など出血しやすくなるなどです。また、胃炎や免疫不全を引き起こす可能性もあり注意が必要です。

改善策は、心身をクールダウンすること、野菜やフルーツなど、体温を下げるものを食べる、アロマなどでリラックスするのも効果的です。

ピッタはとにかく熱いので、冷たい性質を持ったものがおすすめです。

カパ

カパは安定をもたらすエネルギーで、冷たくて重い、ベタついたような油性、粘性や安定性などの特徴があり、全体的に重い印象です。

カパの人が不調に陥る原因としして、何かに執着する、寝すぎ、変化のない生活、湿気の多いところにいる、体重の増加など、容姿を気にするなどです。

これらの原因もカパと同じ要素があり、安定し過ぎてしまったりベタつくような粘性などがあげられます。

症状はアレルギー性鼻炎や肥満、糖尿病や過眠、鬱っぽくどんよりしたり、喘息などの呼吸器疾患に繋がる恐れもあります。

解決策として、運動をしたり日光を浴びる、昼寝をしないようにする、温めるなどです。

安定しすぎているので動きを加えてあげたり、温めてあげたりすると不調は改善されます。

おわりに

自分の体質はどのドーシャでしたか?意外とアーユルヴェーダの体質チェックは当たっていて、今まで原因不明だった不調の原因が分かったりすることがとても多いです。

原因が当てはまっていたら、今日お伝えした解決策を是非やってみてください。

また。ドーシャは周りの環境や時間が経つことで変化していきます。もしこの先、原因はわからないけどなんとなく調子が悪いなどがあったときはアーユルヴェーダの体質チェックを思い出してみてください。

もしかしたら解決してくれるかもしれません。

では、また次の投稿でお会いしましょう♪

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